あなたの職場にもなぜか絶対に存在する「お局」という存在の人。筆者の身近な友人に「あなたの病棟にもお局っている?」と質問したところ、ほぼ全員が「いる!!」と即答。特に病院に勤務する看護師にとって、お局ナースとは永遠に解決できない問題の一つなのでは無いでしょうか?
今回は、そんなお局様とうまく付き合うための方法を筆者の見解も交えながら解説していきます。
まさに今、お局様に困っているという方は、ぜひ参考にしてみてください。
お局の特徴
まず、職場のお局と呼ばれる女性にありがちな特徴を具体的に紹介していきます。
あなたのそばにいるお局もこれらの特徴をいくつか持ち合わせているかもしれません。
女性職員に対する当たりが強い
お局は女性に多い傾向があると筆者は考えます。そして、同性である女性に対して威圧的な態度をとってしまうことがあるのではないでしょうか。明らかな嫌味を言う、他の人には言わないような言葉を浴びせる、最悪の場合無視するなどが多いようです。また、些細なミスでも「そんなこともできないの?」などと無意識に相手を追いつめてしまう傾向があります。
愚痴や陰口が多い
お局は日常的に愚痴や陰口が多い傾向です。ささいなことでも、「疲れた」や「代わりにやってよ」などというフレーズの言葉を口にします。
またお局は、他人の失敗話や不幸話も大好きです。うっかり秘密を話してしまったならば最後、その後は全員に言いふらされると言っても過言ではないでしょう。急に優しく接してくる時は、何か裏があると思って油断は禁物です。
相手によって態度を変える
相手によって態度を変えるケースが多いこともあります。自分が気に入っている人、上司などに対しては丁寧に穏やかに接しますが、それ以外の人に対しては態度が強くなる傾向にあります。
その時の機嫌や仕事の忙しさで周囲の雰囲気を悪くする
基本的にお局は朝と多忙という状況に弱い傾向があります。自分に余裕がなくなる時、途端に機嫌が悪くなります。「なんで私だけこんなに忙しいの?」と言いながら働いていますが、他のみんなも同じように忙しいということは視界にも入っていません。基本的に自分が一番のため、周囲の空気を悪くしていることにすら気づいていないこともしばしばです。
2.お局への対処方法は?
続いて、お局様への具体的な対処方法を紹介します。
大前提として!お局が変わることはないという事実を理解する
上司から直接注意してもらってお局の行動を変えようなんてのは、全くもって無意味です。
中にはしっかり注意してくれる上司もいますが、大抵の人は平和に物事を収めたいため、言うにしてもやんわりであるか、または見て見ぬふり、シフトで被らないように調整するからなんとか耐えてね、とこちらを丸め込むことで自体を収集しようとします。だからといって、自分からお局に意見するのは絶対にやめましょう。自分の立場を悪くするだけです。何を言っても変わらないからお局なのです。この事実をまずはしっかり理解しましょう。
お局から話しかけられたときは自然に振る舞う
お局は、とても気まぐれです。時には嫌われていると思っても自然に話しかけて来ることがあります。そんな時に、不自然に拒否反応を取らず、ごく自然に対応しましょう。
怒りの気持ちは心のうちに秘めておき、笑顔で乗り切りましょう。逆にそのタイミングを狙って自分の相談を持ち掛けてみるのもいいでしょう。ですが、相談内容が重すぎると逆に不信感を抱かせてしまうので、適度に軽めの内容に留めておきましょう。
また、相談内容も他の人に聞かれても大丈夫なものにしておくのが無難です。お局の口の軽さを甘く見てはいけません。
話しにくい場合は、お局のハマっている趣味などの話の方が効果的かもしれません。
適度な距離を保つ
お局への存在を過度に気にして仕事が疎かになる、ミスをするでは自分自身が疲労してしまいます。
それ以上踏み込まず、適度な距離感を保つことが必要です。
何事も時間が解決してくれることがあります。
筆者の経験ですが、入職してから3年ほどは苦手だった人が、4年後から急に普通になりました。
特になにをした訳でもありません。本当に時間が解決したことでした。ただ、そこに至るまでには、もう無理だと夜も眠れないくらい悩んでしまうこともありました。でも仕事は好きだったので諦めなくて良かったとは思っていますが、自分の心と身体を大切にしながら耐えられそうか見極めてください。無理は禁物です。
信頼できる上司に相談をする
信頼できる上司に相談し協力してもらうと良いでしょう。ただし、相談したことを安易に他人に漏らさないという人であるかどうかを見極めてからにしましょう。
上司が味方でいてくれる、自分の悩みをわかってくれるということは、意外にも働きやすさに繋がります。
しかし、人によってはうまく立ち回れず状況を悪化させてしまう、相談したのに当たり障りのないことだけを言って逃げるというリスクがあるため、本当に信頼のある人望の厚い人などにお願いしてみましょう。
3.どうしても上手くいかない場合は部署異動も考えよう
お局に嫌がらせをされていることで仕事にも支障が出てしまうという場合は、それ以上頑張り続ける必要はありません。逃げてもいいのです。新しい部署への転職を検討してみましょう。これが人生の転機となることもありますよ。
新しく何かを覚えることは怖くもあり難しいですが、絶対にできるという気持ちを持ってください。
この世の中に絶対に不可能ということは案外少ないものです。きっと大丈夫。
4.まとめ
いかがでしたか。直接的な解決方法が少ないように思えるお局の存在ですが、ここで紹介した内容を参考に、ぜひ対処法などを試してみてください。
ただし、一人では悩まず、まずは身近な人に相談してみましょう。味方をつけることは自分を守るためにも必要な行動なので、ぜひ周りに助けを求めてみてください。
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